HOW TO > SONIC STYLER PRO 超音波縮毛矯正手順


>>>超音波縮毛矯正のプロセス

1,カウンセリング&毛髪診断
カウンセリング
髪の毛の状態、毛質、頭皮の状態などをチェックして、お客様の要求を聞き薬剤選定をする。
プレシャンプー
頭皮を傷つけないよう基本的に髪の毛に付着した不純物や残留物を取り除き、何もない状態にする。

04.jpg縮毛矯正履歴、毛髪のダメージレベルのチェックをした後プレシャンプーをします。

2,PPTセラミアをダメージ部分に塗布
前処理
前処理には、トリートメントとしての前処理とパーマをかかりやすくするための前処理があります。
トリートメントとしての前処理では、基本的にPPT処理と毛髪の保護にわけます。

04.jpgDSC_0360.jpg水分が多い場合は軽くドライして、薬剤を塗布しやすいようにブロッキングをします。PPT.セラミアをトリガーで塗布しソニックスタイラープロで3回程度超音波を照射します。

3,1剤薬液塗布
αコスメ1剤を塗布
刷毛を使って塗布し数回コームスルーします。

04.jpgDSC_0360.jpgPPT.セラミアを塗布後、αコスメ1剤を根元1cm程度残して塗布します。

4,SONIC STYLER PROでプレス
SONIC STYLER PRO でプレス
プレスしていきます。注意点として薬剤を取ってしまわないよう軽くはさみスルーをしてください。
放置タイム
毛髪によって異なりますが、15分~25分自然放置してください。

04.jpg髪の毛の状態によりますが、約2cm程度のベースのパネルを、3回~7回ソニックスタイラープロで軽くプレスしスルーしながら照射した後、ラップなどを巻いて15分~25分程度放置します。(薬剤が乾いてしまったときは追加塗布をしてください、なお縮毛がきつい場合1度お流しをして再度3,4の行程をします。)

5,軟化テスト
軟化のチェック
中性還元剤を使用するのでアルカリ膨潤はありません、したがって1本の髪の毛をゴムのように引っ張るチェックではわかりません。毛束を薄く引き出し薬液をふき取った後、霧吹きで水を吹きかけた状態を見ます。

04.jpg毛束を薄く取り出し根元部分に霧吹きで水を吹き付け、ゆっくり根元に向かって毛束を緩めて癖が出ていなければOKです。

6,中間水洗
1剤を流す
シャンプーボールに栓をして50%薬剤を流した後、貯めたお湯でチェンジリンスをし残りの薬剤を流してください。(*注、髪の毛の中にタンパク質や保湿剤が少し残るようにするためチェンジリンス後のプレーンはしないでください。)

04.jpgシャンプーボールに栓をして、ネープか流し始め、イヤーツーイヤーパートより前の部分は、溜ったお湯をチェンジリンスしながら薬剤を流します。このときに毛髪内に浸透させたタンパク質や保湿成分が流出しないようにチェンジリンス後のプレーンはしないでタオルドライをします。

7,完全ドライ
中間処理剤塗布
髪の毛が濡れている状態でトリートメントを少量つけ、コームスルーをしてドライヤーで100%ドライします。

04.jpgハンドドライヤーなどで完全に乾かします。

8,アイロン処理
還元剤によりシスティン結合が外れた状態の髪の毛にストレートアイロンで熱を加え、浸透させたタンパク質と自毛のタンパク質をタンパク結合させます。
2cmぐらいのベースで毛束のパネルを取りきれいにコームスルーをしながら少しテンションをかけて引き出し160℃~180℃でアイロンスルーをします。

04.jpgストレートアイロンを使用し160℃~180℃で中間部までプレスしながら7,8回程度アイロンスルーをして伸ばしてゆきます。毛先のダメージ部分は1回程度のスルーでOKです。

9,2剤薬液塗布
αコスメ2剤塗布
髪の毛が濡れている状態でαコスメ2剤を塗布しコームスルーをして、ドライヤーで100%ドライします。

04.jpgDSC_0360.jpgαコスメ2剤は過酸化水素水ですので放置タイムは5分でOKです。

10,お流し
お流し
シャンプー台で頭皮、顔、首など薬剤がついた部分はしっかりと洗い流してください。

04.jpgDSC_0360.jpgDSC_0360.jpg薬液をしっかりと洗い流した後、後処理としてPH-control-MCをもみ込むように塗布し、チェンジリンスで流し、タオルでよく水分を取ります。

11,スタイリングドライ

04.jpgしっかりとタオルドライをし、最初は根元の立ち上がりが出るように髪の毛を動かしながら乾かします。その後、テーツコームなどで髪の毛を梳かすようにして乾かします。

12,仕上げ

04.jpg04.jpgスタイリング剤などを少量付けて仕上げます。